新聞や、雑誌(特に新聞社系)が、記事みたいな体裁の広告を載っけてることがあるけれど、これを連中は「企画」記事とか称していたりするわけです。
あいまいな、というか、まぎらわしいネーミングだなあ、と思っていたわけなのですが、よく考えると「企画」の「企」は、たくらむ、って字なわけですね。
「企む」を辞書で引くと、
1 〔「巧む」と同原〕 よくない計画を考える。
用例・作例
△荒稼ぎ(大もうけ・陰謀・襲撃・世界征服)を―
2 自分の属する陣営に有利な計画を考える。
用例・作例
早急な消費税の導入実施を―
△騒ぎを起こそうと(廃止を阻止しようと・危険からの脱出を)―
△大増税(改憲)を―
(名)企み
Shin Meikai Kokugo Dictionary, 5th edition (C) Sanseido Co., Ltd. 1972,1974,1981,1989,1997
新明解国語辞典の説明・用例は楽しめるので有名ですが、これもなかなかレフトウイングな感じで、良いですね(笑)。
「企業」も、要はまあ、そういう組織ってことでしょうね、極論すると。
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