2011/10/16 千畳敷カール

長野 駒ヶ根 千畳敷カールに行った。

前日、駒ヶ根のホテルに一泊したが、明け方までかなりの雨と風で、天気についてはあきらめかけていた。しかし幸い翌朝ホテルを出発する8:30頃には綺麗な青空になっていた。よかったー。前日・前々日は登っても雲しか見えなかったようだ…。

駒ヶ根ではホテルやまぶきに泊まったが、ここはなかなか良かった。夕食に出た鯉の甘煮、ここらへんの名物のようで、甘辛く、甘煮というだけあってかなり甘めに煮付けてあるけど、うまかった。
他に出た魚も、稚鮎の唐揚げ、お造り(信州サーモン・いずみ鯛(養殖ティラピアですよね)・なまずの昆布締め)と、全部内陸の魚で、へんにマグロとか出さないあたり好感が持てる。

それと、千畳敷カールに行く場合に、ロケーションがいい。駒ヶ根高原入口に建っていて、切石公園下バス停が目の前にある。
ということは、駒ヶ根駅のほうから来るバスに、他所の宿泊者やマイカーを菅の台に停めている人たちより、早く乗れるわけだ。バスは立ち乗りはさせないようなので(山道で急カーブたくさんあるから?)、ホテルやまぶき組は、しらび平に、バス数本ぶん、早く着くかも?

駒ヶ根高原からバスで30分ほどで、ロープウェイ山麓 しらび平駅に着いた。
マイカーは規制されていてここまで入れない。入れたとしても恐ろしい道なので来たくないw

千畳敷カールは人気の観光スポットで、すでにロープウェイにはかなりの列ができていた。乗車のための整理券が配られる。
人々の話し言葉からすると、名古屋・関西方面からの人が多いみたい。

30分ほど待ってロープウェイに乗った。
ロープウェイ途中には絶壁に多数の滝があったりして面白いのだが、なにしろロープウェイは満員なのでカメラ使えず…。
一気に950m上がって2611mの千畳敷駅に着いて駅舎を出るとそこはもう千畳敷カール。
2011/10/16は各地暑い日だったようだが、10:00ごろの千畳敷カールは手持ちの温度計で12.6℃くらいだった。

ちょっと寒いので化繊Tシャツ・化繊長袖シャツの上に、薄手フリースを着た。
薄手ダウンを着ている人もたくさんいる。

写真真ん中ちょい右の、見るからにそこが一番低い感じで登りやすそうなところが初心者向け登山ルートで、登ったところが乗越浄土。

いきなり歩き出してしまったためか、登っていると息が荒く、そして若干頭痛が…。
いつも低山しか歩いていないので、やっぱり3,000m近いと違うなあと実感。ロープウェイを降りたあと、もうちょっとゆっくりしてから登るべきだったと反省。

登っていく途中にある、オットセイ岩(たぶん)

登っていると運動で汗かいてきて暑くなったので途中でフリースを脱いだ。

1時間10分くらいと、標準よりのろいペースだがとにかく乗越浄土まで登った。2850m。
いままで登ってきたほう、南アルプス方面を見る。向こうに富士山も見える。

登ったら寒くなったのでフリースを着てウインドブレーカがわりのレインウェア上も着る。

せっかく来たのでここらへん最高峰の木曽駒ヶ岳 2956mに登ってみたいのでそっちに進む。
が、風がかなり強くてけっこう寒い。雲も出てきた。
中岳 2925mに着いたところで、もうここでいいやと、休憩して引き返すことにした(ヘタレです)。駒ヶ岳にはここから下ってまた登らなければならないので。じゃあ中岳のてっぺんには行かずに巻いて木曽駒ヶ岳に行ったらどうよ?と思ったが「巻き道は危険」と標識が立っていた。崖があるらしい…。
中岳では手持ちの温度計で8.8℃くらいだった。

かなり風が強いのに、中岳から宝剣岳 2931mを見ると、てっぺん近くに立ってる人がいる。すごいね。

下りてきて、剣が池から。13:06頃。まだ登っていく人がいる。

木曽駒ヶ岳まで行かなかったこともあり、歩いたのは正味2時間半ぽっちだが、楽しかった。
今度は雪がある時期にぜひまた行きたい。雪山登山はしないけど。

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