車を運転するときは偏光サングラスが重宝する。眩しさを押さえる効果に加えて、偏光サングラスはコントラストが上がったように感じて快適。
しかし私はふだんメガネをかけているので、それに加えて度付きのサングラスを作ると出費がキツいし普通のメガネとサングラスとで見え具合が変わるとイヤ…というわけで、クリップオンタイプのサングラスを物色している。
→出費については、吊るしで売ってるクリップオンサングラスなら安いけど、度無しでも、TALEX等のレンズを指定して作ってもらうと、それなりにかかってしまうのですがね…。
以前はシャルマンのマグナフリップという、サングラスアタッチメントを磁石でくっつけることができるメガネフレームを愛用していたが、現在はもう製造していないそうだ。
→2017/03 後記。シャルマンのマグナフリップは、2016年にMFLIP と名を変えて復活していたようだ。これ構造的にどうしてもブリッジの上にワタリが必要になるのでフレームデザインには限界があるんだと思うけど、とにかく便利は便利。磁石で簡単着脱・跳ね上げ可能なのでドライブ中トンネルがあっても安心。
クリップオンサングラスは、洗濯バサミ様のものでメガネレンズを挟んで取り付けるものが低価格で売られているが、どうも…ラバーが付いているとはいえ、レンズを挟むってのが、ぞっとしない。
ほかにもっとないかと探していたら、SWANS(山本光学)が、メガネのリム(リムレスの場合レンズ)に引っかけるタイプのものを売っていた。
SWANS SCP-2(メガネの型に合わせて SCP-4 とか SCP-5 とかいうのもある)
買って使ってみた。この取り付け方法じたいは、いいと思う。あまり素早くは取り付けられないけど。
でも…どうも、見え具合がいまいち…。ぺなぺなのレンズだからしょうがないのかなあ。レンズ裏側の反射がちょっとなあ、という感じ。
また、おなじような引っかけ式のクリップオンで、シーザーフリップというのがあるのを見つけた。
このシーザーフリップはメガネ屋さんが、お客のフレームに合わせてフィッティングするものらしく、フィッティング動画が公開されてて面白かった。レンズをハサミでカットして合わせるのね…。これも、その程度の、ぺなぺなレンズなのかなあ。
シーザーフリップを利用してレンズはもっといいものを入れてくれるお店がある。
TALEXを入れたのが欲しいなあ…。
■ 作ってもらった
その後、御徒町のサングラスショップ、オードビーで、シーザーフリップ+TALEXのクリップオンサングラス、作ってもらった。
やはり吊るし売りのぺなぺなレンズと、ちゃんとしたレンズでは物が違う。快適だ。
ぺなぺなレンズより重いのは難点だけど、そこはトレードオフですね。
オードビーさんでは、色合いが自然な見え方ということで、TALEXはトゥルービューを勧められたが、私は色合いよりは運転中の視界のコントラスト性能のほうが重要なので、トゥルービュースポーツにした。
実はうちの近所にもTALEX取扱店があるのだが、こういうの、作ってくれない?と聞いてみたら、オヤジさんに、すげなく断られた。
こういう、レンズに穴を開けてのフレーム取り付けをしたくないご様子。「そんな加工できる店ないんじゃないかなあ?」とまでおっしゃる。
まあ、ググると、精度が出せないからお断りしてます、というお店も見つかるけど…。そういうレベルじゃない感じの断りかただったなー…。
→その後わりとすぐ、その近所の眼鏡店は閉店してしまった。もう商売畳もうって時期で新しいことやってみようって意欲もなかったのかもしれない。
なお、こういう、引っかけ式のものでも、引っかけ部分でしょっちゅうメガネレンズをこすっていると、レンズ(コーティング?)に跡がついてしまったりは、します。
コメント