iPhoneは、webブラウザのSafariが「なんでもリーダー」みたいに使われるようで、SafariからPDFが開けるのだが（このへん正確でない理解でしたら失礼）、この標準のPDFビューワは最低限の機能しかなく、指でスクロールさせたり拡大したりすることしかできない。
それに、大きなファイルだと（大きな画像が含まれていると？）、拡大時にレンダリングに時間がかかってしまい、反応がとても悪い。あまり、いただけないシロモノだ。
そこでPDFが見られるアプリがたくさん公開されている。２つ試してみた。どちらも、iPhone内蔵ビューワよりずっとマシに、大きなPDFを見ることができる。
２つとも、webサーバ機能を内蔵していて、PCからWiFi経由でwebブラウザを使用し、ファイルをアプリに対してアップロードすることができる。
PDF Agent (PDF & Text reader)
115円。日本語化されているが日本語ネイティブな人が監修していない変な日本語。
PDFファイル内のテキスト検索機能が無いのが残念。
Good Reader (large PDF viewer) – read big PDF files with reflow
期間限定80% OFFで115円（と、いうセールを、ずーっと？しょっちゅう？やってるみたい）
これはPDFビューワにとどまらず MS Officeのファイルや音声・動画ファイルなどまで対応してる多機能リーダ兼ファイルマネージャという感じだけど私はPDFビューワとしてしか使っていない。
PDFファイル内のテキスト検索ができるのがいい。しかし残念ながら日本語は検索にひっかからないようだ。
こういったサードパーティのアプリで、標準機能を置き換えられるようになっていないのが、iPhoneの残念なところだ。これらPDFビューワが標準のビューワと置き換えられたら、例えばDropboxからも使えることになるだろう。そうしたら非常に快適なんだけど…。
また、iPhoneはファイルシステムをユーザーに見せていないので、アップロードしたファイルは、アプリがそれぞれ自分で抱え込む感じになる。アプリ間での機能連携が薄～いのは残念だ。
ま、こういうとこを、なんていうか、PC的にしていくとどんどんややこしくなり、iPhoneのシンプルな良さとは相反してしまうだろうとは、思いはするんだけど…。
とりあえず、Dropboxは、どっかのPDFビューワアプリメーカーから、PDFビューワエンジンを買ってきて組み込んで欲しい！
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