「ユーザーは本当にワンセグを見ているのか?」という問いに答えよう(ITmedia 神尾寿の時事日想)
振り返れば、カメラ付き携帯電話が出始めた時も、一部のキャリアが「携帯電話カメラの利用率は低い、写真付きメールなんか使わない」と頑強に主張していたことがあった。しかし実際は、カメラ付き携帯電話は急速に普及し、そこで重要だったのは「実際に使うかどうかではなく、カメラが付いていること」だった。その後、カメラはQRコードの読み取りなど多方面で利用されることになり、携帯電話の可能性を広げた。
ワンセグの場合はユーザが放送時間等の番組情報を意識して視聴する手間があり、そして、放送時間帯に受信可能な場所にいるとは限らないという大きな問題がある。
かならずしもカメラと同様に応用・発展がきくものとは言えないのではないだろうか。
データ放送もあるのだろうがどれだけ利用されるか疑問だ。
BSデジタルや地上デジタルのデータ放送もあまり利用されていないように思えるし。
本質的に、ケータイは能動的に使うもの(少なくともユーザはそのつもりで使っているだろう)であって、受動的なテレビとは異質なものに思える。
異質なものがくっついていても悪くはないが、発展するものかどうか。
でも、
客のワンセグ携帯に独自映像配信 富士通がシステム開発(asahi.com)
こういう発展はあり得るか?ちょっと厳しい気もするけど。
コメント