日経BPのwebサイト Tech-On!(要会員登録:無料)のブログに興味深い記事があった。
アスベストが体内に残るなら,あの話題の新素材だって…
SFまんがなどでは、瀕死の人間をも治療できる夢のような道具として、ナノマシンをばんばん体内注入したりしている。そういう描写はちょっと脳天気すぎる気がしていたが(壊れたナノマシンが血管に詰まったらどうすんだ、とか、漠然と思った)、現実にナノ物質によって脳天気になっちゃうおそれがあるのですね…。現実には詰まるんじゃなくて、すり抜けるのが恐ろしいのですが。
コメント
アスベストでは無く、FRPのSMC成形・加工をしていた会社に3年ほど勤務していた事があります。工場内に浮かぶ微細なガラス繊維がキラキラ光ってなかなか(見た目が)きれいな職場だったなぁ。慣れるまではカユイ事この上なかったです。ナノまではいかないでしょうが、アスベスト程度の微細なガラス繊維をいっぱい吸い込んでると思われます(怖っ
私はそういった業務の経験はありませんが、趣味レベルですと、ガラスエポキシ基板を削ったり、くらいでしょうか。。
ガラエポ基板て大丈夫なのかな?
わたくしは、船の改造でモリモリと積層し、バリバリと削りました、FRP。
いっぱい吸い込みました、多分。
今のところ、大丈夫。。。
ガラスはたぶん大丈夫なのでは?なんの話も聞いた事が無いです。でも、発症まで何十年って単位でみると新素材な訳で、過去の実績ってアテにはならないですよね(困)ガラエポ基板にもガラス繊維入ってます。樹脂がエポキシな訳です。加工すると切断されたガラス繊維がいっぱい飛びますね。プリウスのバッテリトレーもGFRPなはずです。前述の工場で試作をしてました。成形した後に切って場所による繊維の量を確認したり、破壊してみて強度を調べたりした訳ですね。バッテリトレーの改造を試みたりしないほーが良いかも〜
ガラス繊維はアスベストに比較すると桁違いに大きいようですね。問題ないんでしょうね。
調べてみました(笑)なんとアスベスト含有FRPもあります。強度の為の繊維としてではなく、固形化前の樹脂の増粘に使われたようです。古いFRPは要注意です。繊維が表面に出ていると不良品なので、完成品の場合は加工時に注意が必要です。
車用G-FRPのガラス繊維は大き目です。しかし、洗面台用FRPのガラス繊維は車用よりずっと細かいです。ま、素材としてアスベストよりも不活性ですから、それほど心配していませんが、肺の内壁に刺さって、その治癒痕が癌化する可能性は無きにしもあらずでは?遺伝子を傷つけるほど細かくはないって事ですね。ガラス繊維も1本1本は呼吸器で吸引出来る程度には小さいので油断は出来ないと思います。吸わないに越した事は無いと思われます。
他には、スタッドレスタイヤにもガラス繊維を入れたものがあります。アスベストが合成ゴムの増粘に使われたかどうかは、調べても判りませんでした。
他に車の部品としては、ブレーキシューとクラッチシュー、パッキンにもアスベストは使われていたようです。